お知らせ

「まなびポケット」の申し込みID数が600万を突破 ~子どもたち自身のデータ活用を支援するサービスを目指して~

 ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開する NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数※1が600万IDを突破しました。
 現在、「まなびポケット」は「GIGAスクール構想」を実現するプラットフォームとしての活用に加え、「MEXCBT」※2の入り口となる「学習マネジメントシステム」(以下 学習eポータル※3)としても全国の多くの自治体に採用いただいています。
 NTT Comは、引き続き児童・生徒の特性に応じた個別最適な学びを支援し、保護者と学校がスムーズに情報共有できる機能、教職員のワークスタイル変革を後押しする機能などを提供し、より多くの教育現場で利活用いただく取り組みを続けていきます。
  
1.背景 
 「まなびポケット」は児童・生徒、教職員が一人ひとつのアカウントを持ち、さまざまな学習コンテンツを利用できるクラウド型教育プラットフォームです。インターネットとブラウザーがあれば、どこからでもアクセスでき、提携するさまざまなサービス(授業支援・協働学習支援ツール、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材など)を提供しています。
 2017年からサービス提供を開始し、2023年2月時点では500万IDのお申し込みをいただいておりました。また、2019年より「保護者向け機能」を提供開始し、学校と保護者間のコミュニケーションにお役立ていただいています。

2.600万ID達成
 「まなびポケット」は2024年9月に600万IDを突破し、2025年1月時点で全国の1,200以上の自治体、14,000校以上の学校よりお申し込みをいただいています。昨年度からの100万ID増加には、「学習eポータル」として多くの自治体・学校に選ばれていることに加え、文部科学省が次世代の校務DXにおけるデータ連携基盤の整備を求められる中、2023年に12月に提供開始した「ダッシュボード機能」などが評価されたことが大きな要因となっています。
 今後も「学習eポータル」としての機能向上に加え「ダッシュボード機能」を拡充し、より多くの方々に利活用いただくことをめざします。
 
まなびポケット申し込みID数の推移

 また、GIGAスクール構想第2期※4において、NTT Comが提供する「GIGAスクールパック」では子どもたち自身のデータ活用を支援する「まなびポケット」の新機能も含めたパッケージをご用意しております。(詳細はこちらをご覧ください
 単に「端末の更改」ではなく「データ駆動型教育実現」に向けて伴走する機能を評価いただいており、「GIGAスクールパック」は2024年12月現在で販売実績15万台を超えています。

 今後もNTT Comは、児童・生徒、保護者、および教育現場を支え、「誰もが自分らしく学べる社会」の実現をめざします。

■ニュースリリースの記事はこちら
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2025/0114.html

※1:ID数には、「まなびポケット」を利用する教職員、児童・生徒、保護者のIDが含まれます。
※2:文部科学省CBTシステム「MEXCBT(メクビット)」は文部科学省が開発をすすめる、児童・生徒が学校や家庭において、国や地方自治体などの公的機関などが作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができるCBT(Computer Based Testing)システムです。CBTは問題用紙やマークシートなどの紙を使わずコンピューターを利用した試験をさします。
※3:学習eポータルは、GIGAスクール構想で整備された一人一台環境と高速ネットワークを活かし、ソフトウェア間の相互運用性を確立してユーザーにとっての操作性を向上させるとともに、教育データをより良く活用するために構想された、日本の初等中等教育向けのデジタル学習環境のコンセプトのことです。
※4:「GIGAスクール構想 第2期」は、2024年度から2028年度を期間とします。