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「まなびポケット」が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞

NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)がサービス提供する「まなびポケット」が「2025年度グッドデザイン賞(以下 本賞)」を受賞しました。

1.グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞です。暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

2.評価いただいたポイント
「児童生徒・教職員双方に価値の提供」

安心・安全の教育プラットフォーム
総務省の「教育クラウドプラットフォーム参考技術仕様」や文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」にもとづき開発されたサービスのため、安心・安全に利用可能です。

AARサイクル(※)に基づいた自己調整学習を支援
OECDが提唱した教育の枠組みである「AARサイクル」に基づき、児童生徒が「見通し」「学び」「振り返り」をすることで、自ら学習を調整をしながら学習サイクルを示すAARポータルという機能が、今年3月にリリースされました。授業や学校行事などの場面でAARポータル機能を活用することで、児童生徒の主体的な学びを促進し、「自分らしく学べる」状態に近づいて行くことを目指しています。
また、教職員においても、授業改善や児童・生徒一人ひとりの見取りや支援を充実させることが可能です。

保護者連絡のデジタル化
出欠連絡や保護者向け連絡をデジタル化する機能です。保護者向け連絡においては、一方的な連絡だけでなく、選択式の回答を設けて返信内容を確認することも可能です。
教職員の働き方改革および業務負荷軽減を支援し、児童生徒と向き合う時間の増加につなげる仕組みを提供しています。

学習・生活データのダッシュボード化
保護者連絡のほか、まなびポケット機能である心の健康観察や学習コンテンツなどのデータもダッシュボードで連携することで、全体や個々の日々の様子が統合的に可視化されます。従来通りの見取りや経験に加え、統合的に可視化されたデータの相関関係から見えてくる児童生徒の様子や、累積された日々のデータだからこそ分かる児童生徒の変化など、ダッシュボードを活用することで、児童生徒をより多角的に見取ることが可能です。

※AARサイクル
AARサイクルは、Anticipation(見通し)、Action(行動)、Reflection(振り返り)の頭文字を取った言葉であり、学習者が「見通し、行動、振り返り」を繰り返し行い、自ら主体的に学びを深めるプロセスのことです。具体的には、児童生徒一人ひとりが、将来の見通しをもって予測的に考え、責任をもって行動し、その行動がいかなるものであったのかを自ら振り返る――それを反復することでより良い未来社会を実現しようとする学びのプロセスを指します。

▼まなびポケットのご紹介
https://manabipocket.ed-cl.com/about-us/

▼まなびポケット ダッシュボードのご紹介
https://manabipocket.ed-cl.com/dashboard/

■ニュースリリースの記事はこちら
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2025/1015.html?msockid=00bb25b657a4618f080031ff56a5602b